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今宵は京都の『木山』さん。

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久しぶりの京都。
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木山さんにはいつもお世話になっていながらお店にお邪魔した事がありませんでした。
京都市内の高級マンションの一階にそのお店はありました。

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カウンターだけのお店かと思っていましたら、カウンター、個室、そしてもう一つのカウンターのお部屋。

広くて素晴らしい。

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スタッフさんの連携や仲良しさが伝わる和気あいあいの雰囲気。

お食事の前からほっこりいたしました。

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まずは丹後の色と味の濃い玉子の茶碗蒸し、上には虎河豚の白子のソース。

優しい味にまたまたほっこり。

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二品目は、春らしいハマグリと筍のお寿司。

春を食べているような甘味、苦味、酸味のマリアージュ。

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お造りはクロマグロの子供、ヨコワと縞鯵。

上には大間のみょうばんが付いていない雲丹。

まるで甘いソースの様な雲丹でした。

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器は古染付（こそめつけ）

中国が明の時代と言われていた頃の景徳鎮（焼物の産地）で焼かれ、日本の茶人の注文で日本に運ばれて400年もの間、大切に使われていました。

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よりお料理が華やかになりますね。

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木山さんと言えばお出汁のデモストレーション。

三種の節を削るところから始まります。

これまた職人技、めちゃくちゃ難しそうです。

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スタッフさんが節を削り終わったところで御大、木山さん登場。

コーヒーをドリップする様に昆布出汁の中に三種の節を入れます。

その出汁の美味しい事、おかわりしてしまいました。

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そしてこんなに素晴らしいお椀になりました。

胡麻豆腐と甘鯛（京都ではグジと言います）身体に染み渡るお出汁の味。

一番のご馳走でした。

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やっぱり和久傳出身のお料理屋さんには無くてはならないカラスミ餅も追加。

熟成されたカラスミと、近所の餅屋で毎日ついている餅のコラボは最高です。

日本酒が進んじゃう。

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お料理はどんどん続きます。

河豚のタレ焼き。

山菜の酢味噌和え。

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最後は琵琶湖の本モロコ。

モロコって川魚な感じがしない。

焼くと美味しい。

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瀧川恵美子さんの器でホワイトアスパラガスのおひたしを頂いて最後のごはん。

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最後のご飯が凄い🤣✨

好きな物を好きなだけ。

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わたしは流石にお腹いっぱいでしたから、鱈の白子（京都では雲子と言います）あう

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最後のご飯が凄い。

好きなモノを好きなだけ頂けます。

わたしは流石にお腹いっぱいだったので、鱈の白子（京都では雲子と言います）と、アオサノリの雑炊を。

腹だしの白子の口溶けの良さといったら。

まるで飲み物。

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他にも〆がいろいろありまして。

平貝のカツの玉じめ。

キンメの炙り丼。

おじゃこたっぷりの卵かけご飯。

自家製ラーメン。

最初から締めだけ食べたい〜なんて思ってしまいました。

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京都の幸せ時間、ありがとうございました。

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最後はイチゴを頂いてからむかご饅頭とお抹茶をいただきました。

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辻村史朗さんの信楽の小壺に生けた水仙に春を感じました。

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木山

京都府京都市中京区絹屋町136 ヴェルドール御所 1F

075-256-4460

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