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京都『じき 宮ざわ』さん
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07

ちょっとピンぼけしていてごめんなさい。

いま、京都の御料理屋さんで押しも押されぬ人気の『じき 宮ざわ』さん。彼も私と同世代で、自慢の友人です。

お正月の特別懐石をいただきました。

百合根と蕪の蒸し物から始まりました。

京都のお正月と言えば白味噌のお雑煮。

魯山人を偲ぶ日月椀でいただきました。

これでもかと、明時代の古染付が並びます。よく同じものがこれだけの数、揃ったものだと脱帽です。

河豚の白子和えに、くずでといた醬油がかかっていました。

宮ざわ名物「焼き胡麻豆腐」。

お持たせにも大人気。こんがり焼いたごま豆腐に、ごまのペースト、そして香ばしく炒った金のごまがたっぷりかかります。やけどしないように、いただきます。

ほら、美味しそうでしょ!

上品なおせちをいただき、お正月気分を楽しみます。

二月までしかいただけない香箱ガニ。

餅米と一緒に蒸した内子と外子、上のリンゴが、なんとも言えないマリアージュ。

真剣なまなざし。大好きです。

鶏のすり身と、ごぼうを炊きました。

京にんじんとゆずの香りが食欲をそそります。

〆のご飯。炊きたてから何度かお米の変化を感じながら、おかわりします。

果の物にまで古染付のお皿が〜……。

最後は現代作家の抹茶茶碗でお茶をいただきます。宮沢さんは休憩時間に骨董めぐりにお誘いくださいます。彼の審美眼、ご一緒させていただきながら、お勉強させてもらっています。これからも仲良くしてください。

美味しいお抹茶と、馬年なので馬型の最中。