『石かわ』さんは、神楽坂の毘沙門さんの裏にあります。この日はちょうど藤も満開で、わくわくしながらおじゃまいたしました。

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黒塀に囲まれて、周りとは少し違う雰囲気ですのですぐにわかります。

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いよいよ御料理が始まります。しつらえ一つひとつに気遣いを感じます。

御存知、大将の石川さん。

公私ともにお世話になり、感謝いたします。一緒に断食などにも行く、健康お友達です。

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名残の蟹と軟らかくたいた鮑。

蟹の甘さと鮑の旨み、ケンカをしない組み合わせでした。

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蓮根にキンキと大葉をはさんで揚げたこちらの一品は、おかわりしたくなるほどの美味しさです。

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今日は特別に魯山人の器でお造りをいただきました。私が器好きということで、いつも秘蔵の器を出してくださいます。

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鱒の手まり寿司。

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蛤のお吸い物。

こんなに美味しい蛤も初めて！明治に作られた素晴らしいお椀とともに味わいました。

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石川さんが懇意にしていらっしゃる、陶芸家の高仲健一さんの器でいただきました。

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白エビと胡瓜、そして上にゆかりがかかっています。口の中でなんとも美味しいおつまみに変身。甘さと歯ごたえに脱帽です。

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和牛も石川さんにかかればこんなにきれいな御料理に変身します。

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ごほごほと咳をしておりましたら、すっぽんの御料理も出してくださいました。

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稚鮎にたでのあん。

苦みと甘みのコントラスト。この可愛い鮎は二十匹は食べれそうでした。

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大きな太刀魚とキャベツの炭火焼き。

どこまでいっても御料理はシンプルなものにかないません。

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最後に必ず小鍋が出ます。

この日は穴子と竹の子。上品なお出汁でした。

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今日は喉黒のご飯でした。

大将の笑顔と一緒に美味しくいただきました。

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この日は美味しい鯛茶漬け。

生の鯛ではなく、手間を惜しまずでんぶのようにした鯛が、後を引きます。

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こちらはデザートまで手を抜きません。

黒まめのスープ。大きい黒豆も、甘くて美味しかったです。

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今回の御料理は数回お邪魔した時の写真からご紹介させていただいたもので、すべてが一つのコース、という訳ではありません。

紫の富士子ママ、麻友子ママと美食会。

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