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シャンパーニュツアーへ。
essay
07

ローマ時代の遺跡を見ながら、朝の散歩。

ランスの空気はやっぱり綺麗。美味しい葡萄ができるワケはここにあり、です。

ランスといえば、大聖堂。皆さんご存知のスマイリングエンジェルです。

大聖堂のステンドグラスはシャガールです。日曜日はミサが行われており、こっそり参加します。

内陸ですが、シャンパンにはやっぱり生牡蠣ですね。毎日、生牡蠣と美味しいフランス牛をいただきました。

早起きは三文の徳、と申しますが、お金に換えられない美しさが空にはあります。

皆さんも最近、空を見上げていますか?

毎年9月に日本を代表するソムリエの阿部誠先生のシャンパーニュお勉強ツアーに参加させていただいております。

今年の一軒目は、シャンパーニュ最古のメゾン、ルイナールです。

天気も良かったので、収穫前の葡萄畑にお邪魔いたしました。

今年は収穫がだいぶん遅れており、霜や寒さの心配をされておりました。

地下のカーブには、出荷を待つシャンパーニュが静かに熟成をしておりました。

最高醸造責任者のフレデリックさんです。

お会いしてびっくり!銀座の紫に年2回、カラオケにいらしてくださるお客さまではありませんか。偶然ですが、会社訪問をすることができました。たいへん喜んでくださり、私も嬉しかったです。

ルイナールのゲストハウスで、ランチをいただきました。

葡萄を搾った皮や葉をあしらった和紙のような紙を壁にはり、とても落ち着いた雰囲気のお部屋でした。

この葉っぱは貝の牡蠣のフレーバーがする野菜です。

オマールとパインのオレンジソース。

優しいルイナールの味をジャマしないように、すべての素材の風味を抑えた一品でした。

鴨のコンフィ。

黄桃との組み合わせは王道ですね。

ドン・ルイナール2002年ロゼ。素晴らしいコレクションを出していただいて、びっくり!

フレデリックさんと。

次回の紫のお約束をいたしました。私はちょっと…時差ボケ気味。でもお酒はどんどん飲めるのが不思議です。

シャンパーニュとベリーのデザートは、これもまた王道。

2日目。スペイン王室御用達のアヤラにお邪魔しました。

格式あるメゾンのボランジェの傘下に入り、新しくリニューアルされました。

静かに出番を待つシャンパーニュ達。ルミアージュが始まりました。

デゴルジュマンの現場を初めて見た!今から澱のたまったボトルの口先が、液体窒素に入れられます。

液体窒素にて澱を冷凍中。。。。

絶妙な角度で栓を抜きます。その時、ボトル内のガス圧で澱が吹き飛びます。そして目減りした分、同じシャンパーニュのワインで補填します。これがドサージュ=加糖、です。

写真の順番は前後しましたが、澱が飛ぶ前の状態。デゴルジュマン前に運ばれているところなのです。

半透明で赤い液体がうっすら入っているのが澱。それと、瓶内二次発酵に使用された栓、です。

最高醸造責任者のニコラ・クリム氏。自らサービスしていただきました。なかなかの立ち居振る舞いで、さすが大手メゾンの責任者ですね。


アヤラさんでランチをいただきました。パイプ椅子も洒落てますね。

三種の帆立はレアで、添えてあるお芋さんが美味しかったです。

阿部先生、帆立絶賛でした。美味しいものは、食べるのが速い!

上品な白身魚で、そのまま加熱できるフィルムで包んであるのが、いま風。愉しませようという気持ちが伝わります。おもてなし、ですね。

デザートはやっぱりベリー三昧。

お肌の調子が良いわたくし。醸造責任者と共に。

三軒目は、ピエール・ペテレス。小さなメゾンですが、とてもこだわりのあるオーナーさんの親切な説明が、心に残りました。メゾンのオーナーさんは、話がのってくると、どんどん素晴らしいヒミツのシャンパーニュを出してくださいます。2006年のシャンパーニュ、最高でした。ふふ。

感動!のひこととです。朝からたくさん飲んだはずなのに、美味しいものは不思議といただけます。

こだわりのあるお二人のツーショット。

ピンぼけポテト。でも、見ていただきたいのは、ファストフードで出てきそうな紙を象った、陶器の器です。おもしろいでしょ。

最後は、皆さまご存知のヴーヴ・クリコです。ランス市内にメゾンがあり、世界中からお客さまがいらしていました。

ますますお肌も絶好調です。

昼からキャビア、トリュフ三昧。世界三大珍味なのでした。

手長エビのリゾット、トリュフがけ。やっぱりこのツアーの方々は、胃腸が強い!この日の夜は、皆さま三ツ星のフルコースに行かれました。わたくしは身体の限界を感じ、パリの友人とタイ料理をいただきました。

ベルサイユ宮殿までひとっ走り。いつか家を建てる時に参考にするために写真を撮っておきました。

絶品の飲茶。やっぱり世界中、中華だけは外れません。

ここはパリのシャングリラホテル。クリュグと美味しい飲茶をいただきました。

私の大好きな染め付け発見!やっぱり昔のものは素晴らしい。

クリュグさんにお食事をご招待いただきました。オリビエさんはNYにいらっしゃったので、お会いできなかったですが、会社の方がお食事をご一緒してくださいました。素晴らしいシャンパーニュとともに。

私以外、みなさまフランス人。ランスの発音を、丁寧に教えていただきました。ここ?レストランです。

パリのお花屋さんはちょっと違います。基本的には紫陽花をメインに、緑とほかのお花でアレンジいたします。日本ももっと、紫陽花を使うと誰でも簡単にアレンジができそうな気がします。ちなみに、壁は金箔です。新しいお店の参考になりました。

ルーブル美術館。ナポレオンが住んでいた部屋です。新しいお店のインスピレーションをいただくために、軽く一枚。このソファ、カジュアルにアレンジできないかしら…。北海道・旭川のカンデハウスに聞いてみよ〜。

またまたお花屋さん。手前の苔のかたまりがどのように使われるのか、とても気になりました。緑を欲する気持ちは都会ならでは、私もお部屋に美しい緑が欲しくなりました(切り花で)。